まめごろうと共に

令和2年生まれの男の子赤ちゃん、まめごろうの育児絵日記です

母乳が2ccしか出てなくて、完ミ育児になった2

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前の記事↓

sabamame.com

母乳育児に関する話題、パート2です。
前回記事では、産後すぐの乳首痛の話と、
母乳外来に行ってみようと思うまでの経緯をお話ししました。

産後すぐは、乳首が痛くて脂汗を垂らしながら授乳していた私ですが。
だんだん慣れてきて、まめごろうも上手に吸ってくれていました。

そこで「もしかして母乳量増えてるんじゃない?」と期待が膨らみ、
出産した産院の母乳外来に行くことにしました。

母乳外来は産院の中にあって、
私の前は乳腺炎で来院されているママさんがマッサージを受けていました。
アロマが焚かれていて、病院というよりはマッサージサロンみたいな雰囲気。

まずはおっぱいマッサージから。
私は胸が張って痛いという感覚はなかったのですが、
それでもマッサージを受けるとなんとなくすっきりした気持ちになりました。
初めて射乳(母乳がぴゅっと飛ぶ)も経験しました。

その後、まめごろうに授乳。

ポジショニングのアドバイスもしてもらいながら、
片乳5分×2セットで、計20分ほど授乳しました。

そして授乳前と授乳後のまめごろうの体重を測って比較すると、
どのぐらい授乳できているか分かるのです。

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もともと出が良い方ではないという自覚があったので、
100cc以上とかは期待していませんでした。

しかしまめごろうがいつも20分でも30分でもひたすら吸ってくれるので、
「40cc…いや、あわよくば60ccくらい…」
なんて思っていました。

しかし助産師さん、微妙な顔。
結果は…

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まさかの一桁!!
ベビースケールの目盛りが2グラム単位なので、
測れるギリギリの量だったということです。

助産師さんいわく、
事前にマッサージで少し出してしまったのも影響しているかも。
でもそれを差し引いても10ccはいかないだろうと。

 

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正直、ショックでした。

まめごろうはせっせと吸ってくれるのに。
出来の悪いおっぱいでごめんよ…。

 

産前は、「母乳でもミルクでも育てば関係ないじゃん?」と思っていました。
しかし産後、

「母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養」

と散々耳にしてきたため、いつの間にか私も母乳信者になっていました。
もちろん母乳が良いというのは間違いないと思います。
しかしあくまでベターだったのが、いつの間にかマストに入り替わっていたのです。

特に私が気にしていたのは、

母乳育児はSIDS(乳児突然死症候群)を減らす
との情報でした。
SIDSは0%にはできないと分かってはいても、0.1%でも可能性を減らしたいのが親心。

 

そこからは、母乳を増やすために色々試しました。 

 ・頻回授乳(泣いたらとにかく咥えさせる)

 ・入浴中のマッサージ

 ・たんぽぽコーヒー(1日1リットル)

 ・2週間に1回の母乳外来 

1ヵ月ほど続けたでしょうか。
しかし母乳量は、一向に増える気配なし。

増えなかった要因としては、憶測ではありますが…

 ・産後の体調が回復していなかった

 ・食欲不振

 ・遺伝的な体質

↑のあたりかと思っています。


産後はなかなか体力が戻らず、2ヵ月くらいまでは時々熱も出ていました。

あとこれはお恥ずかしい話ですが…
分娩の時にいきみすぎてお尻が大変なことになっていまして。
授乳中にお尻にまめごろうの重みがかかると痛くて痛くて…
痛みによるストレスは母乳を抑制するという話もあるので、
これも一因だったかなと思います。

また、これもまた別の機会に詳しく語りたいのですが…。
1ヵ月健診の後くらいから、まめごろうが泣いて泣いて仕方ない時期がありました。
新米母の私はその泣き声にノイローゼ気味で、
泣き声を聞くと食事が喉を通りませんでした。

更にうちは実母も実姉も母乳が不良だったそうです。
実母はすでに他界していますが、私が赤ちゃんの時の母子手帳にはばっちり

「栄養:人工乳」

と1ヵ月健診で書かれています。
実姉も、頻回しようが何しようが完母は無理だったと言っていました。

 

結局何しても母乳量は増えず、ついに2ヵ月の時に

「もう無理だな」

と諦めました。

 


長くなったので、このあたりで一回切ります。

次の記事では
「でも完ミ育児も悪くない」
と思えるようになった経緯を書きたいと思います。

 


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